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2013年新型 アリエテ・アイロン いくつかの質問 [アイロン]

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この度2013年新型アリエッテが販売開始されて、ご質問が多い事項についてこちらに少し纏めてみたいと思います。

まず一番多いご質問内容
「アリエテだのデロンギだの、なにがなんだか・・」

本当に混乱しますね。

そもそも、アリエッテ、アリエテ、アリエーテなどと呼ばれていますのは、イタリアの家電メーカー「Ariete社」のことです。

大きなメーカーでいろいろな電化製品を販売していますが、その一つにアイロンがあります。もちろんアイロンもいろんな種類を販売しています。
そして世界中のアイロン販売を希望するメーカーや代理店に、モデルごと販売したり商品を卸したりしています。

ですから、デロンギから発売されていましたモデルというのも、もともとこのアリエッテ社のアイロンをデロンギジャパンがデロンギブランドとして販売していたのです。
そしてデロンギジャパンさんはこのアイロンの販売を終了したので、この度またアリエッテブランドとして、日本での再販売が実現しました。

ですから
「デロンギのアイロンが欲しかった」
というご希望に対しましては、今回発売されましたアリエッテアイロンが同じものですので、どうぞご安心下さいとお答えしております。

それだけ、このアリエッテのアイロンは蒸気の威力と性能が秀逸で、いつまでも求められていることを実感します。


そして
「前回買ったものが直ぐに壊れたんだけど、安かったからなの?」
という厳しいご意見頂きました。

弊社が最初にアリエッテアイロンの販売を始めたとき、確かに値段は3万円近くしました。
それから2万円台前半。そしてデロンギブランドで2万円を切ったわけです。
時代の流れで、輸入製品全般に安くなっています。

価格は、輸入ロットや契約数によっても変わります。円高や円安によっても大きく左右されます。
ですので、価格と製品の善し悪しは直結するとは言い難いと思います。
あるモデルがとりたてて、弱かったという印象はありません。
残念ながら電化製品は、不良品がでないとは限りません。

ただ、要因としてで違うことと言えば、デロンギ販売モデルからアリエッテアイロンは中国工場での生産に切り替わりったのが思い浮かびます。
しかしだからといって、メイド・イン・イタリアでもメイド・イン・チャイナでも同じように問題やトラブルは有りました。
弊社でも長くおとり扱いさせていただだきましたが、輸入販売元さんにはその都度いろいろなご苦労があったと思いますが、大変誠意を持って対処して下さいました。

今回2013年の新型では、まだご利用いただいている期間は短いので詳しい傾向はつかめていないというのが正直なところですが、今のところまったくトラブルになる問題は生じていません。
ですので、どうぞご安心いただいて良いのではないかと思います。

さて、そこで
壊れるとしたらじゃな、なにか原因はあるのでしょうか?


長く使用されたアイロンの場合、カルキ詰まりの修理があります。
使用後水を捨てて、とありますが、正直地域によって水質が随分違うようです。カルキの多いところは特に注意が必要みたいです。
また、昔このカルキ詰まりのお手入れに「酢を入れる」という話しをきいたことがります。
今回の使い方の冊子にも書かれていますが、絶対に「酢」は入れないで下さい。

アイロンを休める場合は、かならずゴムマットに水平おきにして頂くというのも鉄則です。
使用中、通常のアイロンのように、立て掛けておかないで下さいね。


さて、どうでしょうか。
また、なにかご質問等ありましたら随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合せ下さい。


詳しい説明、ならびにお買い上げはこちら  <a href="http://www.tokihouse.com/iron/ariete3.html"target=_black>Toki House</a>


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■待望■いよいよ新型アリエテアイロンのお取り扱い開始! [アイロン]

長らくご不便をおかけしていました。
イタリア・アリエッテ社のパワースチームアイロンが、いよいよ三度の復活です!

すでにご使用の方にはもはや説明は不要だとは思いますが、そのパワフルで繊細な蒸気の噴出にファンは多く、一度使ったらもう他は使えない(私含め)という程の秀逸なアイロンです。
お値段もほぼ据え置きで、ユーザー様には大変嬉しい再販となりました。因みに、税率の変更があるでしょうから表記は税抜き価格です。現在の税込み価格は18900円になります。

どうぞ Toki House HPでご確認下さい。
皆様にはこれを機会にどうぞまたアリエッテライフをご堪能頂ければと思います。


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お買い求め・お問い合わせはこちらまで


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アリエテ アイロンのお掃除 [アイロン]

アリエテやデロンギのアイロンはその構造上、水のカルキがやたら固まって、セメントみたいになって本体に詰まっていることがよくあります。

もちろんこれが故障の原因になります。

私なんかも毎回なかを抜くのは面倒で、つい放置しておきがちなのですが、最近まめに中身を捨てるようにしています。

それでも、
毎回新しい水を入れているにもかかわらず、残りの水をすてる時にはこんなに真っ黒!

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捨ててないころは、セメントのかたまりみたいなのがゴロゴロ出てきました。やっぱり毎回残り水はすてたほうがいいんでしょうね。

毎回捨てることによって、特別なお掃除はしなくてもすみます。

 

2013年モデル アリエテパワースチームアイロンはこちらで絶賛発売中。

 



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ミレ・スーパージェットスチーマー 注水栓周辺からの蒸気漏れ [アイロン]

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注水栓周辺から蒸気が漏れることがあります。これは個別に症状を見ないと断定できませんが、栓のパッキンが外れていたり正しくセットされていない場合がありますので、一度栓を見てみて下さい。


正しい栓の内側はこのような状態になっています。
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真ん中のパッキンがとれてしまっている場合があります。
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パッキンはこれです
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入っていても、ハズレかかって曲がっていたりしますのでご注意下さい。
しっかり、中心にセットされているか確認して下さい。

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他にも栓には、茶色と透明のパッキンがついています。
こちらも外れて無くなっていたり、ずれていたりしないかもチェックしてみて下さいね。

とくにこの透明のパッキンは分かりづらいでの注意。
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それぞれはこういうものです。
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正しくパッキンが装着された栓
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栓はパッキンがちゃんとついていないと危険です。気をつけて下さいね。

 

ミレ・ジェットスチームアイロン お買上はこちらから

Toki House



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注水口から蒸気もれ?・・・デロンギ ボイラー内蔵型スチームアイロン6299/2N [アイロン]

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最近の続けてお問い合せを受けましたので、ブログの方にもご紹介しておきたいとおもいます。

デロンギの6299/2Nの注水口から蒸気が漏れる。パッキンを交換しても治らない」

というのが主な内容です。
パッキンが悪くなって、交換される場合にちょっとした組み立てミスが原因で蒸気が漏れてしまうことがあるようです。

まず、以前のモデルと違って、この注水栓が新らしい構造になりました。
バラすと実はこのようにパッキン、ワッシャー、本体の、3ピースになります。

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そしてこのワッシャーはよく見るとお皿型になっています。

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このくぼんだ方にパッキンが乗るようにセットして下さい。

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わかりずらいのですが、山形の方にパッキンをはめると高くなってしまいます。くぼみにパッキンが修まるようにセットして下さい。

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 これが逆にセットされていると、注水口から蒸気が出てしまいますので、もしいま同じトラブルに見舞われていらっしゃるかたがおいででしたら、是非一度ご確認下さい。

それから、そんなうっかりミスはないと思うのですが

水を注ぐときに、周りにこぼしながら注水しないようにご注意下さい。
白いボディーの中に隙間から水が入ってしまい、これが蒸発して火傷の原因になります。

 もし、使用中蒸気が立ち上がるようなことがありましたら、この二点をご確認下さい。

 


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アイロン比較 <直本・ヴィトラ・アリエテ> [アイロン]


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いずれのアイロンも凄い凄いと言っていますが、では実際どのアイロンをかったらいいの?
という話しになってきます。

蒸気の種類だけで言えば、ヴィトラは勢いよく噴出するジェット噴出です。量の多少は選べません。

一方アリエテ6299/2Nは蒸気機関車のようにたくさん噴出します。そして、蒸気の量を自分で’調整することが出来ます。
タンク容量はヴィトラの方がすこし少ないので、まとめてアイロンをかける場合には継ぎ足しが必要となるでしょう。


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少ししか使わないあるいはこまめにアイロン掛けをされるかた、思い立ったときすぐにちょこちょこかけるかたには、ヴィトラがよろしいかと思います。
直ぐにかけ面温度が上がり、スタンバイオッケーとなります。

ヴィトラはアリエテに比べ先が比較的細いので小回りが利くような気がします。
直ぐにあたたまり、使用後はすぐに冷える。だからチョイがけが億劫とは感じません、



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一方アリエテは入電に時間がかかり、水捨てを怠るとカルキでボイラーの故障につながります。
なのでハンカチ一枚にアイロンをかけるのは億劫と感じてしまいます。
これらのことから考えると、ちょこちょこアイロンをかけられる方にはヴィトラがよいのでしょう。

また、アリエテはドライで使うときに温度が充分にあがりません。
公称は最高温度はアリエテのほうが高いのですが、ドライで使うときにはそれほどの高さが出ません(一回蒸気を噴出させると上がると言われていますが)。これは蒸気アイロンの宿命ですが、濡れたもにアイロン掛けをするとき、物足りないと感じるでしょう。
 
ヴィトラは、蒸気とはヒーターが別のダブルヒーターなので、蒸気を使わなくても最高温度が出ます。
これは、一番のミレの売りです。

しかし、用意に時間はかかり使用後のお手入れも必要(残りの水を捨てる)ということはあっても、ニットや裁縫の制作者には絶対に6299/2Nをお勧めします。
蒸気の精度はやはり6299/2Nは他に群を抜いて秀逸で、間違った使い方をしない限り蒸気がぼたぼたと垂れることはありません。
蒸気量を調整でき、安定して充分な蒸気を噴出出来るアリエテアイロンは製品製作に欠かせません。
 
ヴィトラは水容量120ml アリエテは水容量200ml
1回の使用でそれ以上の蒸気が必要な方には、業務用としての直本を。

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直本アイロンは、洗濯屋さんでおなじみのアイロンです。
言うまでもなく業務仕様ですので、やはり何よりパワフルで故障もなく申し分の無い商品です。信頼の国産アイロン、 もはや説明が必要ありません。
まとめがけをする方、セミプロ、プロの皆さんには故障もほとんど無い直本アイロンが絶対におすすめです。家庭用に水タンクを置くタイプが人気です。

但し、こちらは受注販売です。数日納品にお時間を頂きますので、お急ぎのお客様は予め納期をお問い合せ下さい。
 


お買い求めは Toki Houseへ 


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ボイラー内蔵型スチームアイロン6299/2N 欠点はあるのか? [アイロン]

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ずばり言ってしまえば、アイロンとしては高価な商品です。
これをわざわざ買う必要があるのか・・?

最もな疑問です。

まず、一度ご使用頂けば分かりますが、充分な上質の蒸気で洗濯物でも作品でも、驚くほどピシッと仕上がります。

何度もアイロンを往復させる必要も無いので、余計なシワが入ることもなく、私はこれを使って数年、家庭で洗濯できないスーツなどでないかぎり、クリーニング屋さんにはほとんど出さなくなりました。

HPの商品説明では性能数値を申し上げてますが、仕上がりの良さはお使い頂ければ一目瞭然です。


しかしここで良いことばかりも言ってられませんので
欠点を率直に書いてみたいと思います。


1 なにしろ大きい。特に手の小さい私には握りが少し太い。

2 アイロン自体が大きいので、アイロン掛けに不慣れな人にはかけずらいかもしれません。慣れないうちはタックや袖口など細かい部分ので小回りが利かずアイロン掛けが難しいと感じるかも知れません。
小さい、軽いアイロンをお求めの方には、お勧めできません。
 
3 入電からスタンバイ終了まで時間がかかる。
弊社の実験結果で 約4分です。
早い物(弊社でもお取り扱い中のヴィトラは即熱くなりますね!)はすぐにも熱くなりますので、全く勝負になりません。さらには終了後も冷えるのに時間がかかります。
小さなお子さんがいるご家庭では、迂闊に使用後のアイロンを放置しないよう注意が必要です。

ボイラー式のアイロンは、中の水を沸かすわけですから当然と言えば当然。ボイラー内蔵の宿命なので仕方ないですね。
使用後は中のお湯を捨てると(火傷しないように気をつけて!熱湯を捨てる場所も流しなどに直接捨てるとシンクやパイプを傷つける場合があります)多少早めに冷ます。



4 ドライアイロンとしてしか使わない人にとっては全く不要
ドライアイロンとしてだけ使う方には、蒸気は必要ないのでわざわざ蒸気の素晴らしいこのアイロンを買う必要は無いと思います。
また、このアイロンの最高温度は約180度です。ドライアイロンとして濡れたものにアイロン掛けをするには温度がすこし低いです。最高温度の高いものをさがされることをお勧めします。

5 水が沢山入らない(少ないわけではないんですけど)
週末に纏めてワイシャツのアイロン掛けをする人も多いと思いますが、大人のシャツでせいぜい4枚前後。
それ以上纏めて掛けるには、タンクに水を足す必要があります。
もちろん、それはスチームアイロンとして特別少ないわけはありませんが、もっと使いたい方には直本アイロンをオススメします。


どうでしょう?
今思い当たるところ、これぐらいなのですが・・4番目についてはとても大事なことですのでご注意ください。
5番目に関しては


デロンギさんはかの素敵なエスプレッソマシーンで、水と圧力については得意分野です。実に頼もしいメーカーさんに引き継いで貰えたと感謝しています。
・・・デロンギモデル終了しました2011.12月


※デロンギモデルの販売は終了しました。
2013年モデル アリエテパワースチームアイロンはこちらで絶賛発売中。
アリエッテブランド 6299/2N 絶賛発売中です。  一部記事修正 2014.2.10


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復活!待望のアリエテ・ボイラー内蔵型パワースチームアイロンがデロンギから 6299/2N [アイロン]

 ※この記事は2010年9月のものです。
現在2013年モデル・アリエテパワースチームアイロンが絶賛販売中です。

現在 アリエテの全てのアイロンお取り扱いは終了しました。

新型モデルにつきましては、どうぞこちらでご覧下さい。

 

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みなさんの記憶の中に、秀逸なアイロンとして残こるアリエテ・ボイラー内蔵パワースチームアイロン。
今でも探し求める方がいるほど。一度使用された方はその良さに、何台も買い替えて使用されるほどです。

そのアリエテのアイロンを、この度日本のデロンギ・ジャパンが引き継いで6299/2Nとして販売をすることになりました。

そこで、実際にこちらを使用した感想をこちらでは紹介したいと思います。

まず、一番分かりやすく大きな変更点。
ボディは6299/1を継承したと思われるデザインで、グリップが日本人女性にはすこし太すぎるのでは、というのが個人的な感想です。
ラバーグリップのためしっかり握り込む必要も無いので、それほど難点でも無いような気はしますが、旧モデルと比較したときやはり太いな、と感じるのは否めません。


ソールのかけ面はクロームから、セラミックに変更
そのことにより、かけ具合で変化があるかというと特に無いと感じます。
ただ、アイロンはうっかり触ってしまうことがありますので、そんなときの瞬間体感温度がクロームよりも低く感じます。火傷しづらいのでは?っと思ったりしますが、実際はどうなんでしょうか。

しかし、このセラミックコーティングのお陰でお手入れは非常に楽そうですね。
余ったノリが付いてしまっても、さっと拭くだけなので気が楽です。
それでも以前、面を汚さないように気を遣っていたというわけでもないので、とても楽になったという程ではありませんが、そこらへんは個人の使い方によることでしょう。

セラミックコーティングは丈夫といいますが、強度に関してはまだ使用1ヶ月程度ですので、わからないというのが本音です。

そしてなんといっても機能面での大きな変更点は、
垂直スチームが可能になったことです。

季節の変わり目、洋服ダンスから出したばかりで、シワや匂いの気になる物にさっと一噴き。
そんな使い方ができるようになったので、用途がぐっと広がるのではないでしょうか。

でもアイロンを置くときは必ず水平置きするということは変わってませんので、ご注意下さい。
しかし水平置きしなくてはならないのに、なぜ垂直スチームが可能なのかは謎です・・

その他、変更点は温度調整段階が9だったのが、6段階へ。
タンク容量も210mlから200mlと減っています。
また、世の中エコだというのに、消費電力は740Wから800Wに増えてます。

このようにちょこちょこと小さな変更はあるのですが、この待ち望んでいたアイロンの再発にあったて、私の使用感は 嬉しいことに以前と全く変わりがないということです。

以前よりアリエテをご使用頂いている方には、安心して新モデルをご利用頂けると言うことをお伝え致します。
変わらないパワースチーム。上質なきめ細かい大量の蒸気で、生地はピシッと仕上がります。

しかしこのアイロンの性能を紹介するとき、蒸気の量や持続時間をとやかく言っても意味はありません。
アイロンをかける目的が果たせているのか、満足度を考えてみれば充分です。

シャツやパンツなど、日常の洗濯物は、何度もいったりきたりプレスをかける必要がありません。
一度のプレスでピシッとしたまま。まるで洗濯屋さんに出したようです。
キルトやパッチワークなど、作品作りにもこの強力なプレス力は欠かせません。
もちろん、縫製を家庭でされる方がご利用頂けば、二度と手放せないことに気がつきます。ニットでもしかり。仕上げの蒸気には、業界でも長くこのアイロンを愛用して頂いています。

アイロンにこんな高いものはいらないのかもしれません。
でも、このアイロンを手にしたら、多分もう別のアイロンを使う気にはなれないと思います。私があそうであったように。


デロンギ・ジャパン株式会社
ボイラー内蔵型パワースチームアイロン 6299/2N
 
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最強のミニアイロン! Mire Mini steam(国内・海外両用)ミレ・ミニスチームアイロン [アイロン]

ずばり。キーワードは「安定感」
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久々に新しいアイロンを弊社でもご紹介できるようになりました。
が、今回のアイロンは小型の旅行用と言われるアイロンです。
しかし弊社では主に、手芸用品をお取り扱いしておりますので、パッチワークなどの制作に大変重宝されているものです。

なにしろ今までの小型アイロンは、温度が安定しないという雑なものが多かったのです。
実際に色々弊社でも業界向けにお取り扱いしていましたので、そこらへんは体験済みです。
しかしこれは製造こそ中国工場ですが、日本の有限会社ヴィトラの製品。使い勝手は日本人の求めるものにかなっているのがいままでのミニアイロンとはひと味違った点です。


さて、その使用感を詳しく紹介します。
●まず一番に感じたのは、温度管理の素晴らしさ。
コンセントを入れて直ぐにソールプレートが暖かくなります。
え?え?っとあたふたしているほんの15秒でさわれないほど熱くなりました
そして入電してからわずか40秒後には蒸気を出すようにまでなりました。
この速さと、安定した高温にまずびっくり。

●そしてその、出た蒸気をみてまたびっくり。
なにしろスゴイ蒸気量です。もちろん、この大きなアイロンにはかないませんが、この小型アイロンでこれほど蒸気が、しかも安定して出るのをみるのは初めてです。
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●しかし、こんなに沢山の蒸気が出るのであれば、直ぐに水がなくなってしまうのではないかしら?だってこんなに小さな計量カップ・・・・
そう思い、この蒸気の時間をはかること10分。やっと蒸気が少なくなってきた?という感じ

これならシャツの2、3枚手際よくやればかけられますね

週末に纏めてアイロンを掛けていたのですが、直ぐに準備ができて場所を取らないという手軽さから、毎日その日の洗濯ものにアイロンをかけてしまうようになりました。
ハンカチ1枚だけ、アイロンをかけるのでも全然苦にならないのです。

小さくて軽いので、付属のポーチに入れてしまえば旅行にもちっと苦になりません。
ワイシャツのカラーがちょっと折れてしまったり、
ディナー用のドレスを広げたらスカートにシワが!なんていう心配ももうなくなりますよ。

旅行用ばかりではなく、なんといっても手芸小物にオススメです。
小さいから小回りが利いて、温度も高いのでしっかりプレスできます。
パッチワークばかりでなく、蒸気を使わないドライでも利用できますので、押し花にも最適です。
本当に動作が安定していて、パワフルなのです


反面欠点といえば。
ツマミが多少回しづらいです。
あと小さいから、男性物の大きなワイシャツを何枚もかけるとなると気が遠くなります。

ですがそれは、小さいんだから当然ですね。
適材適所。まぁ、上手くアイロンを使い分けて下さいネ。

詳しい製品情報はこちらからご覧下さい。
ミレ ミニスチームアイロン


※ この商品は海外でも利用できる電圧切り替えスイッチ付きの商品です。

追記
その後利用を続けていて気が付いたことなのですが、面の滑りが良くないです。
とくに感じるのは濡れた洗濯ものの広い面を掛けるとき。滑り出しで生地が丸まってしまったりします。
乾いたものではあまり気が付かなかったのですが、濡れた洗濯ものの時顕著です。

ですので、細かい作業の小物作りなどに利用していただき、広い面のアイロン掛けには普通サイズのアイロンをご利用頂くのが良いですね。
そもそも、旅行用ですので、日常的にこのアイロンで全てをすませる人はいないと思いますが。


それからこれは気のせいかも知れませんが、高温の温度が高いような気がします
温度が出ないと言うことなら良く聞きますが、高温が高いってなかなかですよね。それだけでも有能です。
でもうっかり、いつものつもりで長くアイロンをあてていたら、生地が軽く変色(焦げ!)してしまいました。
ご注意下さい。


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新型 パワフルスチームアイロン 「ミレ スーパースチーマー」 [アイロン]

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いよいよアリエテのスカンジラックスのお取り扱いを終了するにあたり、これに変わるアイロンを探し求めていた弊社でも、やっとそれに近いものを見つけお取り扱いさせていただくことになりました。
千葉に本社のある(有)ヴィトラというメーカーのミレ スーパースチーマーです。

もともとはスキー板のワックスがけ要にアイロンを開発したのが最初だそうです。非常に性能が良く使い勝手も良いので、一躍世界中で愛されるようになりました。その後、家庭機器としての数々のアイロンを製造。今ではアイロン以外の家電品も製造されているようです。
このように経験豊富な国産メーカーのヴィトラなら、メンテナンスや保守面でも非常に心強いです。

さて、このミレ スーパースチーマーですが、概要はHPの方をご覧頂くとして、ここでは使用感をご紹介していきたいと思います。

スーパージェットスチーマー と ミレ スーパースチーマー

姉妹品のスーパージェットスチーマーは、既にテレビ通販などでご覧になられた方もいらっしゃると思います。弊社で取り扱わせていただくミレは、そのスーパージェットスチーマーの小型モデルです。
アメリカ向けに作られたスーパージェットスチーマーを、日本人用に使いやすい小型に改良したモデルがこのミレ スーパースチーマーです。

小型とはいっても1.4Kg弱と適度な重さがあり、力を入れて押し付けなくてもキレイに掛けられる、嬉しいサイズです。小さくなってもスチーム力は変わらぬ2.5気圧のまま。小回りが利いてとてもアイロンが掛けやすいです。
ただし、水タンクの容量がスーパージェットスチーマーは150ml、ミレスーパースチーマーは120mlと、すこし小さくなっているのが残念なところです。

実際に手に持って使用感を比べてみますと、ゴムで滑りにくく加工してあるグリップは、スーパージェットスチーマーよりぐっと細くなり、大変握りやすい太さです。
その他、あて面がスーパージェットスチーマーはフッ素コートなのに対して、ミレはステンレススチールです。
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ボイラー内蔵型 スチームアイロン

多くの家庭用アイロンは水滴を落とすことで蒸気をおこす滴下式なのですが、ミレは内部でお湯を沸かして蒸気を作るボイラー内蔵式。たくさん蒸気を出す業務用のアイロンは、ほとんど全てがこのボイラー式です。
この「強力なスチームを家庭用に」とのコンセプトで考えられたミレは、ジェット(2.5気圧!)のスチームを噴出させます。薄いものでしたら生地の向こうまで蒸気が通り抜けるほどの勢いです。


ミレ スーパースチーマー

このアイロンの大きな特徴はダブルヒーターです。
あて面と蒸気用のヒーターがそれぞれ独立しているので、蒸気だけ、あるいはドライアイロンだけの稼働が可能です。スイッチを入れて直ぐにあたたかくなり始めます。普通のアイロンは蒸気を出す設定にするとかけ面の温度は設定出来ないと思いますが、ダブルヒーターで別々に稼働するため、低い温度でも蒸気を出すことが出来ます。

最高温度である約190度までの到達時間は約1分。加熱が早いのも特徴です。

あて面ですが、やはりステンレススチールなのがいいですね。
飾りなのか、昔のなにかの名残なのか(?)、くぼみが沢山あるのですが、実際のスチーム孔は3点です。ここらから2.5気圧というスチームが勢いよく吹き出します。

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そのスチーム力について、実際に連続使用をして噴出時間を計ってみました。
結果ですが、 出し続けて約6分間(使用条件により異なります)。
しかし押しっぱなしだと蒸気の製造が間に合ず、プッシュ直後のジェット噴出量のままの蒸気が6分続くわけではありません。ですので蒸気の噴出量に関してはムラがあるといえます。

実際に蒸気をあててみると、ジェット気圧の功罪か、孔のあたる部分に纏まって水の跡ができてしまうことがあります。個人的には特に問題にはならないと思うのですが、特別な使用をする方もいらっしゃるでしょうし、気になる方は気になるかな?と思い特筆しておきます。

これに関しましはてメーカーより「この商品はスチーム力を一番に考慮しております。その為、水がスチーム出し口に残っていたりすると水がまとまって出てしまいます。抑える方法としては、初回はカラ出しなどをして頂き、直接衣類に掛けずに数回ボタンを押しまして、その後、衣類に掛けると多少は防ぐ事が出来ます」というアドバイスを貰いました。

いずれも実際に一般の家庭で使用するアイロンとして、これらの症状がネックになるかといえばそう問題がないのではないでしょうか。


ところで
1回の注水容量ですが、ミレは120mlですので容量が多いとは言えません。週末纏めてアイロン掛けをするような使用法の場合には、これだけでは水が足らなくなってしまいます。
温度が下がらないとキャップが開かない安全装置付きですので、水を足そうとしても安全装置が働きこのままではキャップが開きません。自動切り替えボタンを押してなかの空気を出し切ってから開ける必要があります。これはちょっと面倒なのですが、私のようなおっちょこちょいは慌てて栓を開けて火傷するより、あった方がよいありがたい機能なのかな、と思っています。

なお、アイロンの温度が上がりきらないうちはサーモスタットの動作が比較的安定しません。故障ではないのでご注意を。


どうしても今まで長く使用してきたアリエテと比較してしまうのですが、どちらも一長一短です。
そこで アリエテとの比較をしてみました。

蒸 気

アリエテ(スカンジラックス)は蒸気量も多く範囲も広く安定してスチームが出ます。
一方ミレは 遠くまで吹き飛ばす感じ。まさに”ジェット”たる所以なのですが、噴出される蒸気量はアリエテで一杯に蒸気を出した時に比べると、ミレのほうが少ないと感じます。

  ■アリエテに比べてミレが劣る点

  1、アリエテは蒸気の噴出量がエアラベルのに対してミレは蒸気量が選べない。
  2、タンク容量が少ない。


  ■アリエテに比べてミレが良い点

   1、アリエテは蒸気使用時にあて面の温度が選べないのに対してミレはいつでも温度設定が可能。

   2、縦置きが可能 それによりハンガーに下げた状態で衣類に蒸気をあてることも可能に。

ちょっとアイロンを休み置きするにも、ボイラー内蔵のアイロンは縦に置くことができなかったのですが、(一部HPの商品説明に吊り下げ掛けが可能であるかのような表記がありますがこれは大きな間違いです)それは縦に置くことが可能な一般的な家庭用アイロンに比べて扱いづらいものでした。ですので縦置き可能なボイラー内蔵式アイロンというのは非常にポイントが高いと思います。


  3、先端が細く、小さめなので使いやすい 持ち手もラバーグリップで細く握りやすい

  4、電源を切ってアイロンが冷えるまでの時間が短いです。使用後直ぐにアイロンを片づけることができて便利です。(あくまでもいつまでも熱いままだったアリエテとくらべた場合です)
 
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いろいろ書きましたが、個人的には電化製品としての信頼性、縦置き・吊し掛けが可能、そして使いやすいサイズ、といった点ではアリエテにも勝る、ポイントが高い商品だと思います。
アリエテではちょっと気が重く、少量のアイロン掛けは億劫になってしまいがちだったのですが、小さいせいか?温度の上がり下がりが早いからか? ミレは気楽に扱えるため、ハンカチ一枚でもその場ですぐにやろうと思えます。

蒸気面でアリエテと比較したとき、アリエテの蒸気量の多さはやはりニットや縫製のプロの皆さんには必需品だと思います。直本のような工業用を使用したい、しかしそう大量にアイロン掛けをするわけではない、という方にアリエテをお勧めします。
しかし一般的な家庭用アイロンと比べますと、ミレのスチームはやはり郡を抜いて「スゴイ!」と実感します。

家庭で洗濯物のアイロン掛けに一番必要な「使いやすさ」を備えたミレは、価格もぐっとリーズナブル。コストパフォーマンスは良いと思います。是非お試し下さい。
なにしろ2.5気圧の噴出力は凄いですよ! 


mire Super Steam (ミレ スーパースチーマー)/ Vitora
(ヴィトラ)
11000円
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